平均的であることをやめてやる~婚活からの自活~
平均的に生きる。それが望みだった。
26歳くらいで結婚し、1,2年夫婦二人で楽しく過ごし、28歳くらいで妊娠、出産。第二子が、32歳で生まれ、アパートからマイホームを購入し、かわいい子供たちに囲まれて、順風満帆な人生。子供たちが少し大きくなったら自分もまた働き始めて、忙しいけど充実な日々。
毎日がバタバタしてるけど笑い声が絶えない賑やかであたたかい家庭。
うん。理想だね。うん。書いてるうちに涙出そうになったぜ。(今の自分にないものだから。)
婚活スタート27歳
この理想パターンを目指し(時は流れもう27だけど。)、
27歳から本格的に婚活を始め、知り合いからは何人紹介を受けたかわからないし、合コンも何度行ったかわからない程。
いいなと思ってもタイミングが合わなかったり、向こうに好意がなかったり。そんな事何十回繰り返してきたんだろう。その都度、やっぱりがっかりするし、どうしてこんなに多くの人と出会っているのにうまくいかない。。。と自分をなげいて涙する日もありましたとさ。
曇ってしまった本来の自分感覚
29歳くらいから禅的思考が支配していた私の頭は、女性はおしとやかで、3歩下がって男性を立ててついていくような子が結婚できるんだ。と何故だか強く思ったのです。
もう平成も終わりを迎えそうなのに何で昭和女風なんだ!!と今では過去の自分に突っ込みを入れたくなるくらいな感じ。(笑)
毒か薬になれ
にこにこ穏やかで、毒にも薬にいもなんないような姿勢で出会いの場におりました。雰囲気美人が一番!だとか、男性に話をしてもらって、タイミングのいい相槌で一緒にいて心地いい女を目指す。だとか。。。
色々webコラムや恋愛本を読み漁り、身に付けましたとも。虫も殺さぬような女を演じてました。演じてたというか、私は演じるのが本来の自分のような気がして自分の芯まで浸透していたんです。毒でも薬でもない女が。(笑)
占いも信じ、運気がいい時、いい日に集中的に出会い場に行ったりしてましたね。
その後、何人かは好意を持ってくれて飲みに行ったり、遊びに行ったりして仲良くしていたんです。
が、何か違う感覚。相手と何か合わない。
選り好みし過ぎだ、と言われるけど、そんなんじゃない。
違和感って変えられない。
そんなこんなで、色々あった末、昨年の大みそかに8コ年下の子にラインで別れを告げられた時にプツンとハジケタあの感覚。
そうだ、私は2016年12月31日に生まれたのかもしれない。
自分で創りだした 自分の殻を破ったのだ。
その子は破るきっかけを与えてくれた。感謝感激である。
卵の中から出た私は、そのハジケタ瞬間は怒りだった。久々に感じる
怒りという感覚。
それで目が覚めた。あ、、自分らしく生きていこう。
誰が何といっても自分を信じて強くたくましく生きていこうという決意。
久しく遠のいていた、根性が芽がまた生えたのだ。
赤いケトルからの出発
その大晦日の夜、赤いケトルを買った。
赤いケトルが人生を情熱的に変えてくれた。怒りというパワーを与えてくれた。
それまで風水的に、婚活女子おすすめインテリア、ピンクだとか淡いブラウンだとか、ふんわりした色でまとめて・・・と実践して部屋の中もふんわりしてた。
ハッキリした色は身の回りになかった。けど赤いケトルで変わった。
情熱が呼び戻ったきたかのように、気分が熱かった。
色の効果ってすごいと思う。
今の自分に有るものをフォーカスする
熱い血を呼び覚ましてくれて、持ち前のハングリー精神が蘇ってきた。
結婚している同世代の子に無くて、自分にあるものはなんだろう、と本気で考えた。
私が今現時点で持っているのは・・・
自分の時間と、自分のお金だ!
それをマネジメントできるのは自分。全て自己決定だけで判断が下せる。
一人での時間と、自分の財産。
その有るものにフォーカスして自分は何ができるのか。徹底的に考えながら生きよう。
そう決意したのです。
結婚で自分のステージを変化させたい、と思って頑張ってたけど、ここまでちぐはぐであれば、
逆に何か違う人生が自分は送れるんじゃないか、平均的じゃない景色を見られるんじゃないかという、逆説的結論。
だったら、自分らしく自由にパワフルに生きてやる!!
また続きます。
良かったら読んでね。
今日もありがとう